保険会社と少額短期保険会社

 

資料請求から5日ほどで、続々と資料が届き始めました。

資料を見ると、会社名が保険会社と小額短期保険会社に分かれていることに気付きます。

これは、保険業法が改正され、無認可共済だったペット保険会社が2008年4月以降、少額短期保険業者になるか保険会社になるかを選ばなければならなくなったため。

これにより、以下のように分かれました。

<保険会社>アリアンツ火災海上保険(株)、アニコム損害保険(株)

<少額短期保険業者>ペット&ファミリー少額短期保険(株)、日本アニマル倶楽部(株)、(株)アイペットペット、メディカルサポート(株)、もっとぎゅっと少額短期保険(株)、(株)FPC

また、少額短期保険業者とは、一定の事業規模の範囲で、取り扱う保険金額が「少額」、保険期間が「短期」(通常1年、損保分野は2年以内)の保険契約業者をいいます。

小額とは具体的にいくらかというと、

疾病による.死亡・重度障害 300万円以下、
疾病・障害による入院給付金等80万円以下、
傷害による.死亡・重度障害600万円以下、
損害保険1000万円以下と定められています。

これに対し保険会社では、死亡保障何千万円や何億円など、高額の契約ができます。

普通のペットで何千万円という保険が必要な事はないと思いますので、この金額だけを見て保険会社か小額短期保険業者かで保険を選ぶ必要性は感じないですよね。

他の相違点としては、最低資本金が少額短期保険業者では1000万円、保険会社は10億円。免許制度は前者が登録制、後者が免許制など、いろいろ比べてみると、保険会社の方が、会社の規模が大きく、規制が厳しいようです。

小額短期保険業者の経営状態が気になりますが、資料やHPを見ても分からず、倒産の可能性を考えるなら、会社の規模が大きい「保険会社」の方が良いのかもしれません。

ただ、小額短期保険業者が危ないというわけでもないので、会社の規模で保険会社を選ぶ事もないような・・・・

うーん、難しい。

ひとまず、別の角度から保険会社を検討します。